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2023年5月19日

会計事務所、どう選ぶ?

皆さんこんにちは!医歯薬ネットです。

クリニック経営に欠かせない存在である会計事務所ですが、どこに頼めばいいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、会計事務所の選び方についてお話いたします。

会計事務所が提供出来るサービス

まずは、会計事務所が行う主なサービスについて見ていきましょう。

①月次決算書の提供…ほぼ全ての事務所がやる

②給与計算…やらない事務所あり(先生ご自身でやる又は社労士に頼むことになる)、やる事務所でも別料金になる場合あり

③労務関係書類の作成・提出(スタッフの社会保険などの手続き)…やらない事務所あり

④スタッフ教育…できる事務所は少ない

⑤増患対策…できない(できると言ってもレセプト分析程度)

⑥節税提案と実行…提案力がないところも多い

⑦医療法人設立届…やらない事務所あり

 

一口に会計事務所と言っても、

一般の会社相手が得意、相続税が得意、法人税が得意、そして医療が得意など、それぞれ得手不得手はございます。

アウトソーシングのみを求めるなら何でもやってくれる会計事務所、

節税を行いたいのなら節税に必要な贈与税・法人税・相続税の知識が豊富で提案をしてくれる会計事務所、

医療法人やMS法人化も視野に入れているのなら医療会計・税務の豊富な知識がある会計事務所など…

医療が得意な会計事務所の中でも、それぞれ出来ること/出来ないことは異なりますので、

先生の方針に合った会計事務所を探しましょう。

従来型か、IT型か

会計事務所は、従来型の事務所とIT型の事務所が存在します。

それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

従来型の事務所

書類整理や領収書貼りまで会計事務所が全て行ってくれる場合と、書類整理は医師がやる(自計化)場合がございますが、

どちらにせよ毎月又は年に数回、医師を訪問します(人件費、移動などにお金がかかるので顧問料は高めになります)。

入力作業などは基本アナログ作業なので担当者によってレベルの差が顕著になりますが、

担当者が新人であってもベテランであっても顧問料は同じです。

IT型の事務所

データ提出は医師側がやることになりますが、

事業用のクレジットカードやPaypayで物品などを購入したらデータは自動で取り込まれるので安心してください。

訪問はなく、相談事などがあれば基本zoomでの対応になります。

従来型の事務所では担当者によってレベル差があると申しましたが、

データが自動で収集でき、入力作業はないためzoomで相談に乗るのは上位者が多くレベル差は少ないです。

また、zoomであれば診療後の夜などでも臨機応変に対応していただけるケースが多いのでメリットと言えます。

IT型は会計事務所側の人件費が抑えられて拘束時間も短いので、顧問料が低めに設定されている傾向があり、

これからの時代はIT型の会計事務所がますます増えていくことが予想されます。

各地の会計事務所と協力する医歯薬ネットの開業支援

医歯薬ネットは一貫した医院開業コンサルティングをモットーとしておりますので、会計業務も例外ではありません。

弊社では医歯薬ネットを本部、各地域の会計事務所を加盟者とするFVC(フランチャイズ・ボランタリー・チェーン)システムを採用しており、

各地域の会計事務所とのネットワークを構築することで安全で安心な医院経営をサポートしております。

先生のご開業場所、お人柄に合った会計事務所をご紹介させて頂きますので、ご安心ください。

FVC会計事務所についての詳しい説明はこちら

 

▼本日の内容はこちらの動画より抜粋しております!

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