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2022年11月25日

医院開業はなぜ厳しくなるのか

皆さんこんにちは!

弊社ではYouTube動画で医療時事や開業お役立ち情報を発信しておりますが、

「医療業界が厳しいのは分かったけど、それがどうしてクリニックの開業に繋がるの?」

「医院開業が難しいのなら、もう開業は諦めた方が良いってこと?」

と思われる先生もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回のブログでは、「なぜ今後医院開業が厳しくなるのか?」に焦点を当てて

解説してまいりたいと思います!

 

皆さんもよくご存じの通り、日本は少子高齢化・人口減少が進んでおります。

これは、

労働生産人口が減り税収や経済活動が減少する

②高齢者という医療費が嵩む世代が増えることで国家予算における医療費の割合が大きくなる

という2点において問題があります。

医療費を削減したい国の政策として病床数、病院数は今後減っていくことが決まっています。

実際に2000年から2025年までに119万床の削減が図られている状況です。

更に人口1,000人当たりの医師数がOECD平均3.5人に対し日本は2.4人と外国に比べて少ないため

国は医師を増やそうとし、年々医師国家試験合格者数は増えております。

増える医師数と減る病院数、病院から溢れてしまう医師が出てくるのは明白です

今後はご開業を目指される先生の他にも、

病院から押し出されて開業せざるを得ない先生も増えていくでしょう。

これがクリニック開業が激化していくひとつの要因といえます。

 

ここまでは人口動態と国の政策から医院開業が厳しくなる理由を追ってまいりましたが

シンプルに金融機関の融資に対する姿勢が厳格になっており、

資金調達が難しくなっているから、という面もございます。

今までは事業が成功しそうな医師にもそうでない医師にも融資が行われていました。

しかし近年は下記のように融資に対する基準そのものが厳しくなりつつあります。

・不動産投資を行っている医師には融資に慎重になる

・融資金額の上限を下げる金融機関の増加

・堅実な生活をし、年齢に見合った預貯金を有している

・融資条件として保証人、担保の設定が必要

金融機関が駄目ならリース会社で、と思われる先生もいらっしゃるでしょうが、

各リース会社も金融機関の融資厳格化に対応すべく

高額医療機器のリースにファイナンスを絡めるなど準備を進めている状況です。

 

更に人口が都市部、準都市部に集まることにより

都市部でのご開業をお考えの先生は特に多くなっております。

同じ地域にクリニックが集中するのであれば、より収益を上げるためには

他のクリニックとの差異を明らかにしなければいけないでしょう。

 

ここまで、今後医院開業は厳しくなるというお話をしましたが、

医院開業が厳しくなるからと尻込みするのではなく、

開業が激化するからこそ、より患者さんが「ここを受診したい」と思うような

病院にも引けを取らない診療の充実した独創性の高いクリニックを作り上げればよいのです。

 

「とは言ってもどんなクリニックにすればいいのか分からない……」

という先生もご安心ください。

医歯薬ネットはこれまで培ってきた独自のノウハウで

患者さんからの需要が高まるクリニックのご開業をお手伝いさせていただきます。

「自己資金が乏しい」「融資の審査が通るか不安」という先生もお任せください。

弊社独自開発の事業収支計画書作成ツールにより、

金融機関への融資の打診や資金調達面もしっかりサポートさせていただきます。

 

「開業が気になるけど具体的なイメージや相談内容がない」という先生も

まずは動画のご視聴、オンラインセミナーの受講だけでもしてみませんか?

弊社の開業支援の雰囲気を知っていただき、

一緒に先生の理想のクリニックを作り上げるお手伝いが出来ましたら嬉しく思います。

 

▼今回のブログの内容はこちらの動画で詳しく解説しております!

 

 

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