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2024年5月24日

クリニック(医院)開業を検討中の医師の方々の疑問にお答えします

みなさんこんにちは!

今回は、クリニック(医院)開業を検討されている医師の方々からよく寄せられる疑問にお答えいたします。

疑問①クリニック開業エリアはどのように決めるとよいのか?

開業地を検討する上で、成果を出せる=安定した経営をしていける場所を選ぶことは重要です。

その成果とはなにかを定義するとき、質×量×時間=結果(成果)という等式を使うことがあります。
これをクリニック経営に当てはめて考えると、
質=診療報酬単価 量=患者数 時間=営業時間となります。

診療報酬・患者数・営業時間の中でも開業地選びで重視すべき項目は患者数で、
開業地周辺の人口動態や競合クリニックの有無は、一日の来院数に大きく影響します。

よって、多くの患者さんに来てもらえるエリア=潜在的な患者数が多く・競合クリニックが少ないエリアを選ぶことが重要です。

多くの患者さんが来るかどうかは、診療圏調査で確かめます。
診療圏調査とは、開業候補地周辺の人口動態、周辺の競合クリニックを考慮しながら、
どの程度の患者数が見込めるのかをシステムを使って算出
することです。
医歯薬ネットの開業支援サービスでは、システムを用いた診療圏調査だけでなく、
その結果を基にしてコンサルタントが現地に足を運び、
競合クリニックの調査をしたり、地域の方々に市場調査をしたりして、開業地周辺の実態を確認
します。
これらを行った上で、弊社は開業地のご提案を行っているため、
机上の理論だけでなく現地の実態を把握したうえで開業エリアの検討ができます。

疑問②どこでも自由にクリニックを建てられるのか?

前段では、多くの患者さんに来てもらえるエリアを選ぶことが重要だとお話ししました。

ですが、仮に開業に適したエリアが見つかっても、そのエリア内で良い物件を見つけることが出来るとは限りません。
たとえ患者さんがたくさん来る見込みのエリアだったとしても、
クリニックを建てられる土地が空いているかどうかは分からない
ということです。
さらに、空き地さえあればどんな場所でもクリニックを建てられるというわけではありません

都市は、住宅地、商業地、工業地などの種類に区分されており、用途地域として定められています。
用途地域では、土地の利用方法に制限があります。
例えば、第一種住居地域では、クリニックと同じ場所に住居を構え、住居の割合を5割以上にしなければならない等の制限があります。

(参考) 国道交通省 みんなで進めるまちづくりの話 https://www.mlit.go.jp/crd/city/plan/03_mati/04/index.htm

一方で、駐車場でクリニックを開業するというケースもあります。
オーナー様に交渉し、駐車場として使われていた土地でクリニック開業を実現したという事例です。
すでに駐車場として使用されている土地をクリニック開業地にするというのは一見難しそうですが、
きちんとしたクリニックの事業収支計画書をご提示することで、オーナー様に納得して応じていただけます。

このように、クリニックの開業場所を決めるには、不動産知識や物件交渉が求められます
医歯薬ネットの医院開業支援サービスでは、宅建士資格を持った不動産知識が豊富なコンサルタントが開業地を探索いたします。
また物件交渉に関しても、
創業以来クリニック開業支援コンサルティングを行ってきた弊社のノウハウを生かし、オーナー様との直接交渉等も行っています。
患者さんが集まる開業地選びはぜひ医歯薬ネットにお任せください。

疑問③銀行からの融資を受ける際に必要なものとは?

クリニックの開業には、銀行からの融資が欠かせません。
銀行が融資をする際は必ず審査があります。
その審査に通るために用意しなければいけないものは次の通りです。

  • 医師免許のコピー
  • 身上書
  • 財産調書
  • 事業収支計画書
  • 不動産の売買・賃貸借契約書

その中でも一番重要なのが事業収支計画書です。
事業収支計画書は通常、融資を取り付ける目的のみで作成され、見積もりが出ていないものに関しては概算での対応となります。
しかしこれでは、事業の収益性の検証が難しい内容となってしまいます。
また、エクセルを使って手作業で入力していくためベテランの税理士でも、2~3日は作成に時間がかかります。

一方医歯薬ネットは、精度の高い事業収支計画書を社員全員が作成できるよう、独自のアプリを開発しました
このアプリを活用すると、必要なデータを入力するだけで誰でも簡単に事業収支計画書を作成することができます。
1つの計画書を作成するのにかかる時間は最短15分程度で、自動計算を用いているため
精度の高い事業収支計画書を作成することができ、精度の高さは銀行からも高評価をいただいております。
また、他社では借入審査を通過させるために作成されることが多い事業収支計画書ですが、
弊社では安心・安全な開業のために最も重要と言える開業地選びのフェーズで、事業収支計画書を活用しております。
物件ごとに患者数や経費予算は変化しますが、弊社独自のアプリを用いれば正確な事業収支計画書をスピーディーに作ることができるので、
候補として挙がった物件ごとの事業収支計画書を作成し、それらを見比べながら各物件の収益性を比較し、開業地を検討することができるのです。


こちらの記事をご覧になって、弊社の医院開業支援サービスに興味をお持ちになった方は
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