開業医インタビュー おおさとファミリークリニック 鈴木一隆院長

「ファミリードクター」として大人も子供も幅広く診療。口コミから多くの患者さんが来院

※1489magazine vol.12―2013年12月発行号より転載

おおさとファミリークリニック
〒343-0031 埼玉県越谷市大字大里字新田193-1
TEL:048-971-3043

埼玉県越谷市大里のビルテナントにある「おおさとファミリークリニック」。
循環器内科を中心に、一般内科、代謝内科、小児科の診療を行っている。開業後、周辺の新興住宅に住むお母さん方の口コミが広がって患者数を伸ばし4年超。昨年11月には医療法人化を達成した。

おおさとファミリークリニック 鈴木院長

勤務医時代に築き上げたもの

開業医であった祖父の姿を見ているうちに、自然に医師になろうと思ったという鈴木一隆院長は、日本大学医学部を卒業後、駿河台日本大学病院循環器科に入局された。
「循環器の疾患は非常に劇的なものが多いのですが、薬剤などで適切に治療すると1、2時間後に元気になったりすることに興味を持ち、理論的なところにも魅かれて循環器科に進みました。所属していた日大の循環器科では一般内科的な疾患もよく診ていましたし、腎機能障害や透析も扱っていたので、広く学ぶことができました。産業医や透析専門医の資格を取ったのも、知らないことを知るのが面白かったからですね。一度きりの人生ですから、できる限りの事をやってみたいと取り組んできました」

鈴木先生資格

内科医、循環器内科医だけでなく、産業医、透析医の資格も取得

勤務医時代は日大の医局に所属しながら、多くの病院を回り経験を積まれた鈴木院長。その中で基本的な医師としてのスタンスが身に付いてきたという。
「色々な病院を経験する中で、画一化された治療ではなく、患者さんに寄り添い、その人に合った治療をすることが身に付いてきました。また、『原因のないところに結果はない』という考え方に基づいて、患者さんが出しているちょっとしたシグナルを見落とさず、早目に対応するということを心掛けるようになりました」

祖父の影響もあり、医師になった時から開業医をイメージしていたという鈴木院長。10年間は内科医として一通りのことを学ぶために勤務に専念し、10年を過ぎた頃から開業に向け具体的に動き始めた。

開業地選定

おおさとファミリークリニック

結果的にご自身の出身地に近い場所で開業をした鈴木院長だが、開業場所にこだわりはなく、自分に合う場所であればどこでもいいと思っていたという。奥様のご実家がある大阪も含め、広い範囲で開業物件探しをしていた。

「その頃、出張先の病院で一緒に勤務していた和泉先生(現・医療法人社団若菜会 いづみ内科院長)とよく開業について話をしていました。和泉先生は医歯薬ネットさんと契約を結んで開業地探しをしている中で、この大里の物件を紹介されたそうです。ご自身は埼玉に地縁がないけれど物件としてはいいということで、先生が埼玉出身の私に話してくれました。それで医歯薬ネットさんに問い合わせて、この物件を紹介してもらったのです」

出身地に近く土地勘があることに加え、近隣の大学病院で弟が働いていること、隣の駅の前に出向されて働いていた病院があることなどが重なり、この地に縁を感じたという鈴木院長。「ここは自分に合っている」と直感し、この物件での開業を決めた。

口コミで患者数が増加

おおさとファミリークリニック

2階のクリニック用フロアへはエレベーターで昇る

 当時竣工後間もなかったため、開業準備時には電話線を引くところから始まるという苦労もありながら2009年に無事開院した「おおさとファミリークリニック」。その年に新型インフルエンザが流行したため初年度から患者さんが来院、よいスタートを切ることができた。
その後はお母さん仲間を中心とした口コミにより患者数が着実に増え続けてきた。

「周りに新興住宅が増えているので、小さいお子様がいるご家庭が多く、現在クリニックの患者さんは6~7割が小児の患者さんです。あとの3~4割が循環器疾患や糖尿病など慢性疾患の方です。私の専門は循環器内科ですが、だからといってその患者さんをもっと診たい、というような気持ちはないですね。クリニックに来てくださる患者さんは皆さん同じように大切です」

小児が多いため冬場の来患数が多いが、夏場でも1日60人以上、冬場になるとその3倍近くの患者さんが来院されるそうだ。

自分の診療のスタンスを守ること

「おおさとファミリークリニック」というクリニック名は、一家全員を診る「家庭医」でありたいという鈴木院長の想いから名付けられた。
「私のクリニックは大人も子供も色々な症状の患者さんがいらっしゃいます。湿疹とか打撲とか、水虫なんだけどとか、最近精神的に落ち込んでいるんだけど、ということまで相談されます。こちらで対応できないものは他の所にお願いしますが、基本的には初回は私が対応しています。『皮膚科に行こうと思ったけれどとりあえず来ました』という感じで患者さんがいらっしゃるので、『ここにくればとりあえず何とかしてくれる』というイメージができているのではないでしょうか。新規の患者さんは口コミですし、一度来院された患者さんはまた何かあった時に来てくださっています」
おおさとファミリークリニック受付
取材日も患者さんが多く、待合いに入りきれないほど込み合っていた当クリニック。開業時から続いているスタッフがうまく連携を取り効率的に診療を行っ
ているが、それでも長くなってしまう待ち時間の短縮が今後の課題だという。何でも相談しやすく、適切な治療をする鈴木院長の診療が多くの患者さんに信頼されているのだろう。

「患者さんに寄り添いながら、患者さんが出しているシグナルを見落とさず適切な処置をするという診療スタイルを守り、『初心忘るるべからず』で、忙しくても一人一人しっかりと診るように常に心がけています。そのような診療をしていれば、患者さんは信頼してくださると思っています」

(掲載内容は2013年掲載時のものとなります)

 

Doctor’s Profile

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