開業医インタビュー 新狭山セントラルクリニック 相良勇三院長

臨床を続けたいと開業。スタッフとの関係も良好なクリニック

※1489magazine vol.13―2014年4月発行号より転載

新狭山セントラルクリニック
〒350-1331 埼玉県狭山市新狭山2-2-1 TEL:04-2900-2222
http://www.shinsayama-clinic.jp

西武新宿線「新狭山駅」北口より徒歩1分の「新狭山セントラルクリニック」。院長の相良勇三先生は、筑波大学をご卒業後、東北大学に進み、仙台厚生病院にてご勤務しながら呼吸器外科医として研鑽を積まれた。その後、国立療養所東京病院、木曽での僻地医療を経て2011年11月埼玉県狭山市にて開業された。

新狭山セントラルクリニック 相良院長

医師として若い時代に学んだこと

生物関係が好きで、大学進学時に生物学と医学部の間で迷ったという相良院長。子供の頃接した医師の印象から医学部に進むことに決めたという。
 「当時の診療所はクレゾール臭いし、重々しい雰囲気でちょっと怖かったんですが、それでも先生に診てもらうと安心して信頼できました。自分もそんな人になりたいと思ったのです」

いわき市立総合磐城共立病院で基礎となる内科を選び、研修医生活を送ったが、そこで大貫先生(現:東京女子医科大学教授)と出会い、東北大学にて呼吸器外科に取り組むことになった。仙台厚生病院での勤務と東北大学での研究に明け暮れる毎日を送る中で、物事を自分で判断する力が養われていったそうだ。
「東北大学では論文の読み方や書き方など厳しい指導を受けましたが、それが『何が本当なのか』と自分で考える力をつけるトレーニングになりました。言われたことを鵜呑みにするのではなく、自分で判断したり、生理学的・病理学的に症状の本当の原因を考える態度が身に付いたのが、臨床でも非常に役立っていますね」

開業を志した理由

新狭山セントラルクリニック

外科医としての病院勤務時代は、夜中2時までの手術も当たり前というハードなものだった。
「元々私はある程度の年齢になったら後進に道を譲り、手術を任せることが必要だと考えていましたし、体力的にも手術をやり続けるのは厳しくなっていきます。それに、病院勤めが長くなると管理職としての仕事が増えてきて、もう一度原点に戻って臨床をやりたいという気持ちが次第に強くなってきたのです」
開業を考え2、3のセミナーに参加したが、興味を持っていた僻地診療に取り組むべく長野県木曽郡の診療所に応募した。
「熊が出るような場所にある小さな診療所で、検査も自分一人、診療も一人なので何でも自分でしましたね。病院時代と違って患者さんも少なく、畑を耕したり、本を読んだり研究会に参加する時間もありました。そんな生活の中でいろいろ考えているうちに、開業への気持ちが温まってきました」

そこで前にセミナーに参加した医歯薬ネットにコンサルティングを依頼し、開業準備を始めた。
「医歯薬ネットさんはセミナーの印象がよかったです。他社のセミナーは『とりあえず開業させよう』という感じでしたが、医歯薬ネットさんのセミナーはそういうところがなく、開業に必要なことを丁寧に説明してくれ、開業後の事も見据えた内容だったのがよかったですね」

開業地選定

新狭山駅看板

駅看板

「長野から週末に出てきて候補物件を見ていましたが、私の開業物件の要望には漠然としたものも多くて、なかなかしっくりくるものは出てこなかったですね」

そんな中、医歯薬ネットの担当者が紹介したのがこの新狭山の物件だった。住まいから通いやすいエリアにある建て貸し物件※で、西武新宿線「新狭山駅」の北口を出てすぐというアクセスのよさ。電車の中やホームからも見える位置にあり、また、当時北口に1件だけあった内科クリニックが閉院したばかりだった。

「この物件を見て、やっと自分が開業した後のイメージがわいてきました。物件が決まった後の開業準備はスムーズでしたね。私は週末だけしか使えなかったので、医歯薬ネットさんが色々やってくれて助かりました。一人ではすべての準備はできなかったと思います」

※土地オーナーの費用でクリニックの建築及び内装工事をおこない、長期(15年から20年)で借り受ける契約を結ぶ開業形態のこと。

開業医として

「縁故関係がない場所での開業だったため、すぐに患者さんがたくさん来ることはなかったですが、木曽での経験があるので、『こういうものだろう』と焦りは全くなかったです。医師としてただやるべきことをやっているうちに、去年から患者さんの数が急に増えてきて、クリニックの経営も軌道に乗ってきました」

今年に入って以前休診していた水曜の午前にも診療を開始し、月曜日から土曜日まで休みなく診療を行っている。それを支えるスタッフは看護師1人、事務2人の3名のみだが、協力し合いうまく連携を取っているため診療は円滑に進んでいる。
新狭山セントラルクリニック待合「スタッフの数は最低限でも、みんな一生懸命仕事をしてくれるのでやっていけますね。看護師の設楽さんは、予防接種の掲示物を作ってHPに載せたりなど、何でも率先してやってくれるので助かっています。スタッフさんたちとはなるべくよい関係でいたいので、レクリエーションを提案して、秋にみんなでみかん狩りに行ったりしています」

子供の頃イメージしていたような医師でありたいと開業した相良院長が、日々の診療に際して思うことはシンプルだ。
「開業医として、クリニックにいらっしゃる患者さんを日々一生懸命診るというだけです。特別な何かではなく、普通の医師としてやるべきことをやっていく中で、より深い診察をして一層患者さんの役に立てれば、と思っています」

(掲載内容は2014年掲載時のものとなります)

 

Doctor’s Profile

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開業を成功させるにあたっては、まずは適切なマーケットで開業物件を探索することが不可欠です。今回ご紹介させていただいた相良院長のように、開業医師の希望する条件に合うだけでなく、競合医院の最新動向も踏まえて物件を探す必要があります。弊社は開業地探しから開業後の経営相談・税務会計顧問業務まで一貫してサポート。安心・安全な開業を実現し、開業後もプロの視点で経営アドバイスを行うため順調に経営できます。
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