開業医インタビュー 深澤内科呼吸器科クリニック 深澤健至院長

専門的な診療により着実に来患数を伸ばし、ネットの口コミも高評価

※1489magazine vol.29―2019年9月発行号より転載

深澤内科呼吸器科クリニック
〒183-0034 東京都府中市住吉町4-18-12 パークウエスト1階    TEL:042-366-6600    http://fukazawa-naika.jp

 

東京都府中市、京王線中河原駅より徒歩3分の場所にある「深澤内科呼吸器科クリニック」。
周辺にはない呼吸器科クリニックとして2016年5月に開業して以来、患者数を着実に伸ばしていった。
呼吸器の専門的な治療が受けられることに加え、院長の深澤健至先生の穏やかな人柄と丁寧な診察が信頼を得、
Googleの口コミ評価も高く、インターネットを見て来院する患者さんが多いクリニックだ。

深澤先生

呼吸器内科医として

祖父が山梨県甲府市にて内科の開業医をやっており、叔父や親戚にも医師が多かったことから、小さな頃から自然に将来は医師になろうと考えていたという深澤先生。東京慈恵会医科大学卒業後は、国立東京第二病院(現:国立病院機構東京医療センター)の内科にて研修医生活を送った。

「大学病院で研修する人は多いため、外の病院に出た方が処置なども十分にさせてもらえて身になるという話を聞き、敢えて厳しいと評判の東京第二病院で研修することにしました。研修医時代に消化器や循環器など内科を回りましたが、その中で自分に一番性に合っていたのが呼吸器でした。肺炎を起こした場合、よくなってくるとCRPの数値が下がってきますが、検査データとして回復が目に見えてわかるのは他の科ではあまりないので、呼吸器を選ぶことにしました」

研修終了後、慈恵会医科大学に戻り呼吸器内科に入局。
出向先の地方病院では呼吸器だけでなく内科全般の診療を行って内科の総合力を身に付け、大学病院では呼吸器分野の専門力を深めていった。

開業のための準備

学生時代から、いずれは開業をと考えていたという深澤先生。慈恵の第三病院で勤務していた頃に声がかかり、医局を退職して昭島市のうしお病院の内科部長として着任した。

「年齢が高くなった時の働き方を考えてみると、勤務医の場合はある程度以上の職に就いていなければ病院に残ることは難しいですが、開業すれば自分の体力次第で70歳になっても80歳になっても仕事を続けることができます。仕事を引退してしまうと一気に老化が進みそうですし、自分は充実した生活も送れそうにないと感じていたので、仕事は歳と共に少しずつ減らしていくとしても、できるだけ長い間、医師として社会に関わっていきたいと思い、将来は開業しようと以前から決めていたのです。そろそろ開業に備えようと考えて病院を移りました」

深澤内科呼吸器科クリニック

クリニックの前面道路は駅に直結し、駐車場も備えている

最近の開業動向を知るために2013年にはじめて医歯薬ネットの開業セミナーに参加し、準備が整ったと感じた2015年に再びセミナーに参加した深澤先生は、医歯薬ネットと開業支援契約を結び開業準備を進めることにした。

「他のセミナーには参加していませんが、医歯薬ネットさんのセミナーでは、甘いことばかりではなく開業の厳しさについても話してくれて、信用できるなと思いました。卸さんなどが開業支援することが多い中で、医歯薬ネットさんは開業支援の会社として不動産や会計なども多角的に手広くやっているのも印象がよかったので、医歯薬ネットさんに開業支援を依頼することにしました」

開業支援はまずは開業物件を探すことから始まった。都内はクリニックが飽和状態で難しいだろうと、深澤先生は埼玉での開業も考えていたが、医歯薬ネットの市場調査の結果、先生が週1回非常勤で勤務している府中恵仁会病院の周辺エリアは開業の見込みがあるということがわかり、病院のある京王線中河原駅周辺で物件を探索することになった。

「恵仁会病院で働いていると、呼吸器系の患者さんが多いなという印象はありましたし、病院の近くなら事情も分かっていて都合がいいとも思いました。こちらの物件は駅から徒歩3分と近く、それでいて駐車場も4台分確保でき、横長なのも外から見て目立ちますし、建物自体も新しくてきれいだったので、これだと思ってすぐにこちらに決めました」

開業して

深澤内科呼吸器科クリニック受付

受付

こうして府中市中河原駅の近くに2016年5月に「深澤内科呼吸器科クリニック」は開院した。経営が軌道に乗るには時間がかかったが、患者さんは徐々に増えていった。

「5月という厳しい時期に開業したこともあり、開業後は思ったよりも患者さんが来ませんでした。1、2年の間は『このままで大丈夫だろうか』と心配になることもありましたが、少しずつ患者さんは増えていって、昨年の秋くらいから、何とかやっていけそうだという自信が持てるようになりました」

「開業前は内科の患者さんが7割、呼吸器は3割くらいだろうと考えていたのですが、ふたを開けてみたら9割が呼吸器の患者さんで、それは開業当初から今も変わりません。
インターネットでこちらのクリニックのWEBサイトを見ていらっしゃる方が多いので、患者さんの年齢層は比較的若いです。内科だとどうしても年齢の高い方はすでにかかりつけのお医者さんがいらっしゃるので、なかなかそこからこちらへというのは難しいのでしょうが、喘息や長引く咳の症状は若い方にもよくあるので、そういう方がインターネットで調べて来院されています。ですから、この周辺のエリアだけでなく、割と広い範囲から車で来る患者さんも多いです。ここは府中の端にありますが、隣の多摩市や日野市、府中の離れたところからも患者さんはいらっしゃっています」

深澤内科呼吸器科クリニック診察室

診察室

Googleの口コミには悩まされる医療機関が多いが、このクリニックの口コミの評価は高い。患者さんの話をきちんと聞き、落ち着いた口調で丁寧に説明する先生の姿勢が信頼を得ているのだろう。

「私は特別なことは何もしていませんが、昔から初診の患者さんにはきちんと挨拶をして、若い人など相手が誰であっても敬語で話すという形でやってきています。
治療はなるべく主観を排し、オーソドックスにするように心がけていますが、自分が常識だと思っていることが患者さんにとっては常識ではないこともあるので、できるだけわかりやすく説明するようにしています。患者さんで混み合っている時も、『これだけは説明しなければ』ということはきちんとお伝えするようにしています」

穏やかな院長の人柄もあって、開業時からスタッフの入れ替わりがまったくなく、クリニックのスタッフ皆が気持ちよく働いていることも高い評価に繋がっていると思われる。

 

今後もクリニックを大きくしようという気持ちはないという深澤先生。このままここで求められる医療を長く提供し続けていければと考えている。

「医療は専門分化しているので、最近は専門の先生に診てもらいたいという患者さんが増えています。内科の需要が多いだろうと思って開業しましたが、実際に開業してみるとここは呼吸器の患者さんがほとんどです。
基本的には勤務医としてやってきた以上のことが開業してできるということはないと思うので、開業するまでに『自分には何ができて、何を求められているのか』ということを自分なりに構築しておく必要があると思います。
私は勤務医時代に大学病院などで苦労して呼吸器に取り組んできたので、この分野においてある程度の自負はあります。
これからも呼吸器内科医として、日々進歩している医療に取り残されないように勉強を続けながら、体力の続く限りここでやっていければと思っています」
(掲載内容は2019年掲載時のものとなります)

Doctor’s Profile

【所属学会・資格】:日本内科学会認定内科医、日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本人間ドック学会認定医、日本医師会認定産業医

弊社が開業支援をさせていただきました

弊社は開業支援を基幹に据えた企業として、専門的なコンサルティングを行っています。物件探索においても、先生の希望を踏まえながらマーケットリサーチを行い、最適な開業場所と物件をご提案します。安全に開業までサポートした後も、経営相談・会計顧問業務で関わるため安心です。
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